みなさんおはようございます♪ハートウィングの体育指導の現場では、たくさんのエピソードがあります♪♪
今日も、和歌山県~上がってきたホットなレポートを紹介致します。
毎日毎日寒いですが、倶楽部が始まりジョギング、準備体操、縄跳び計測と動くうちにぽかぽかと温まってきます。
一生懸命にやったなら、じんわり汗が出てくるかもしれません。
いつも真面目に、もくもくと頑張る女の子、昨日はなんだか様子が違いました。
なにをやっても集中できない、何度も何度も座り込んで休む、こういった様子は初めてでした。
よく話を聞いてみると、ヘアゴムを忘れてしまい、髪の毛がまとめられず髪うっとおしくて暑い…お母さんが持ってるはずだから、はやく来ないか気になっていたらしいのです。
ヘアゴムさえあれば、もっと跳べる気がする…というのが原因でした。
我慢していた感情が一気に溢れだし涙目になっていました。
ちょうどその時、お母さんが見学に来られて、女の子は…「ゴムは?ゴム持ってるよね?」と駆け寄りました。
でも、その日はたまたま持っていなかったようで、泣きから一転して、怒りがこみあげやつあたりをはじめました。
気持ちが爆発してしまったのでしょう。
私も、そういう経験もあるので分からなくはないのですが、もともとを辿れば自分自身がヘアゴムを忘れたことが問題です。
そして、倶楽部の時間は暑くても寒くてもヘアゴムがあってもなくても頑張る時間だと私は考えているので…
『ないものはない!』
と諦めて気持ちを切り替える話をしました。
「 時間や天気は誰も操ることができずどうしようもないこと、それと同じでないものを瞬時に出すのは ドラえもん ぐらいにしかできないことで、先生もお母さんも ドラえもん じゃないから出してあげられないけど、落ち着いて話は聞いてあげられるよ!」
など話をしました。
女の子のなかで少し納得できたようで、ヘアゴムなくても頑張ってみると立ち上がりました。
その後20分ふっきれたように笑顔で倶楽部に参加してくれました。
本当によかったてす。
お母さんも喜んでくれました。
どうにもならないことはたくさんあります。
その子に諭したからには、僕もめげずに立ち上がり続けようと思います。
先生であれるように。
今日もはりきっていきましょう!
西日本営業所 ハマちゃん